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競売物件分析(平成23年度上期) 東京・横浜・さいたま・千葉地裁

開札動向

開札件数
・東京・・・4地裁の中で最も多い(1,647件)。4期連続減少(前期比▲10.4%)。
・横浜・・・4地裁の中で最少(1,196件)。4期連続減少(同▲9.7%)。
・さいたま・・・1,207件で減少に転じた(同▲22.0%)。
・千葉・・・1,335件で3期連続減少(同▲13.0%)。
・4地裁いずれも減少し今後も引き続き減少が予想されるが、一方で長引く不況の影響で再び増加に転じる可能性も見受けられる。
・種類別では、東京は「マンション」が多く、さいたま・千葉は「土地付建物」が多い。

買受可能価額(開札ベース)
・入札可能最低価額である買受可能価額の総額は、東京(376億円)が最大で、横浜(143億円)・さいたま(103億円)・千葉(80億円)とでは大差がある。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数率は、東京(94.4%)と横浜(91.9%)・さいたま(90.8%)・千葉(91.3%)とは差がある。種類別では、各地裁いずれも「マンション」が94%以上(特に東京は97.5)の高水準。

応札者数
・総応札者数は、、東京(10,670人)・横浜(8,000人)・さいたま(7,388人)・千葉(8,352人)でいずれも前期から▲10%以上の大幅減。1件平均応札者数の状況を種類別にみると「マンション」への応札者はいずれの地裁でも依然として高い。

落札者(4地裁全体状況)
・4地裁を合わせてみた場合、4地裁合計の落札件数4,160件に対し、落札者数は法人1,249社・個人656人で計1,905社(人)。1社(人)当たり落札件数は2.2件。(4地裁全てで落札する法人があり落札者数は4地裁個々にみた場合の社(人)合計とは一致しない)
・落札件数10件以上の「社(人)」数は52社(人)(構成比3%)。この52社(人)の落札件数は全体の三分の一を占める(32.0%)。最多落札件数は、法人では226件(東京:97件、横浜:50件、さいたま:40件、千葉39件と全域で落札)、個人は11件が最多。

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