Top > 競売レポート > 競売物件分析(平成24年度上期) 大阪地裁

競売物件分析(平成24年度上期) 大阪地裁

開札動向

開札件数
・開札件数は1,242件(前期比▲4.7%)。前々期は5期ぶりに増加したが、前期・今期と連続減少。
・種類別では「土地付建物」が多い(約6割)。
・H24年受理分の開札件数ウェイトが5割を超え(58.6%)、受理から開札までの事務処理日数の短縮化が進んでいる。

買受可能価額(開札ベース)
・入札可能な最低価額である買受可能価額の総額は130億円で前期の120.6億円より僅かに増加。
・1件当たり平均買受可能価額は10.5百万円(前期から+1.2百万円)。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数は1,009件。
・落札件数率は93.9%(前期比+0.7ポイント)。「マンション」は93.7%で、一時の高水準(96%台)から前期・前々期に続き94%近傍で推移。

落札価額倍率(対買受可能価額)
・1.9倍で直前数期と大きな変化はない。
・倍率の件数分布は「マンション」は「1.7~2.0倍」に集中し、「土地付建物」は「1.3~2.2倍」に分散分布している。

応札者数
・応札者総数は7,662人(前期比▲329人、▲4.1%)。
・1件当たりの平均応札者数は7.6人(前期7.5人)で横這い。「土地付建物」(7.2人)に比べ「マンション」(8.9人)は多い。ただし、どちらも減少傾向。

落札者
・落札者総数は法人281社・個人157人で計438社(人)。1社(人)当たり落札件数は2.3件。
・落札件数10件以上の「社(人)」数は僅か11社(人)(構成比2.5%)。この11社(人)による落札件数は322件で全体の3割を占める(31.9%)。
・最多落札件数は、法人では126件、個人では39件。いずれも「土地付建物」(戸建)と「マンション」に特化。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・「大阪市中心6区」の「土地付建物」・「マンション」への応札者が多い。

現在抜粋版を表示しております。さんゆう資料室会員の方はログインして頂くと完全版をご覧頂けます。
また、会員で無い方もさんゆう資料室会員(無料)のご登録を頂ければご利用頂けます。