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競売物件分析(平成23年度下期) 東京・大阪・名古屋・福岡・横浜・さいたま・千葉・京都・神戸地裁

開札動向

開札件数
・9地裁合計の開札件数(全種類合計)は、8,410件(前期比▲697件、▲7.7%)。地裁別では東京が最も多い(1,588件)。
・9地裁中唯一さいたまのみ前期比増となったが、他8地裁が減少。
・種類別では、東京のみ「マンション」が多い。

買受可能価額(開札ベース)
・買受可能価額の総額は、9地裁合計で874億円(前期比▲157億円、▲15.2%)。高額物件の減少により件数以上に金額が減少。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数率(全種類合計)の9地裁平均は、90.4%。前期から1.3ポイント低下。東京が最も高く95.4%(前期比+1.0ポイント)。逆に福岡は84.1%と低い(同▲1.7ポイント)。
・種類別では、「土地付建物」(91.9%)・「マンション」(95.1%)は高水準(やや低下の兆しはあるが)。「土地」(61.2%)・「建物」(69.5%)は低い。

落札価額倍率(対一般市場価額)
・競売市場修正率による減価前の一般市場価額に対する倍率をみると、最小は0.9倍(名古屋・さいたま)、最大は1.1倍(大阪・京都)で差は小さい。
・種類別では、福岡・京都・神戸の「マンション」が高倍率。

応札者数
・開札(落札)件数の増減に相応し、各地裁の応札者総数も増減した。
・1件平均応札者数(全種類合計)は、9地裁全てが前期より減少し一時の応札増加の勢いは減退。
・「マンション」は、依然として高水準。

落札者
・各地裁いずれも落札者の7~8割が「落札件数1件」のみ。10件以上落札者は各地裁1~3%。
・多件数落札業者は、「土地付建物」あるいは「マンション」に特化。

都市別・買受可能価額帯別落札状況
・各都市いずれも「マンション」への応札者が多く、落札件数率も高い。特に福岡市。

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