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競売物件分析(平成24年度下期) 大阪地裁

開札動向

開札件数
・開札件数(全種類合計)は995件(前期比▲19.9%)。3期連続減少。H8年以降最低水準(ボトムH19/下期980件)。
・種類別では「土地付建物」が多い(構成比約6割)。「マンション」は約3割。

買受可能価額(開札ベース)
・応札可能な最低価額である買受可能価額の総額は102億円(前期比▲21.8%)。
・1件当たり平均買受可能価額は10.2百万円(前期比▲0.3百万円)。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数(全種類合計)は840件(前期比▲16.7%)。H8年以降の最低件数(H20/上期840件)まで落ち込んだ。
・落札件数率は94.9%(前期比+1.0ポイント)。ここ数期93~94%台が続く。「土地付建物」・「マンション」は高水準(96%台)。

落札価額・落札価額倍率(対買受可能価額)
・落札物件(全種類合計)の買受可能価額84.1億円に対し落札価額は167.9億円。
・倍率は2.0倍。ここ数期ほぼ横這い。

応札者数
・応札者総数は7,719人(前期比+57人、+0.7%)。
・開札(落札)件数は大幅に減少したが、応札者数は減少に歯止めがかかりほぼ横這い。
・1件当たりの平均応札者数は9.2人と7人台から一転上昇(前期7.6人)。
・「マンション」は10人台へ回復。

落札者
・落札者総数は法人232社・個人135人で計367社(人)。1社(人)当たり落札件数は2.3件。
・落札件数10件以上の「社(人)」数は僅か7社(構成比1.9%)。この7社による落札件数は254件で全体の3割を占める(30.2%)。
・最多落札件数は、法人は108件、個人は5件。落札多件数業者はいずれも応札対象物件は「土地付建物」(戸建)あるいは「マンション」への集中が顕著。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・「大阪市中心6区」は「マンション」件数割合が高く、他のエリアは「土地付建物」が高い。
・「大阪市中心6区」内の「土地付建物」(収益物件)は応札者が多い。

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