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競売物件分析(平成26年度上期)大阪地裁

開札動向

開札件数
・開札件数(全種類合計)は755件(前期比▲5.4%)。6期連続減少で、統計のあるH8年以降の最低件数。
・種類別では、「土地付建物」は増加したが(前期比+8.3%)、「マンション」の減少が大きい(同▲27.4%)。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数(全種類合計)は639件(前期比▲3.6%)。H8年以降の最低件数。
・落札件数率(全種類合計)は95.1%で僅かに低下(前期比▲0.4ポイント)。種類別では、「マンション」は上昇し高水準(98.3%)。

落札価額・落札価額倍率(対買受可能価額)
・落札物件(全種類合計)の買受可能価額66.6億円に対して落札価額は145.5億円。倍率は2.18倍(総額ベース)。

応札者数
・応札者総数は6,566人(前期比▲271人、▲4.0%)。開札(落札)件数同様に減少。
・1件当たりの平均応札者数は10.3人で横這い。
・特に、「マンション」に集中している(13.4人)。

落札者
・落札者総数は法人197社・個人77人で計274社(人)(前期269社(人))。1社(人)当たり落札件数は2.3件。
・落札件数10件以上の「社(人)」数は僅か7社(全て法人、構成比2.6%)。この7社による落札件数は234件で全体の4割近くを占める(36.6%)。
・最多落札件数は、法人は101件、個人は2件。個人による落札は減少し、大手業者による寡占化が進む。落札件数が10件以上の多件数業者はいずれも応札対象物件が「土地付建物」(戸建)あるいは「マンション」への特化している。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・「大阪市中心6区」は「マンション」件数割合が高く、他のエリアは「土地付建物」が高い。
・金額帯では、5百万円以上10百万円未満が最多で全体の40%。次いで5百万円未満(31%)。
・大阪市中心6区は応札者が多く、競合が激しい。

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