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競売物件分析(平成25年度下期) 大阪地裁

開札動向

開札件数・・・減少
・開札件数(全種類合計)は798件(前期比▲9.9%)。5期連続減少。前期記録した最低記録を更に下回った(統計のあるH8年以降)。
・種類別では「土地付建物」が多い(58.8%)。買受可能価額(開札ベース)
・応札可能な最低価額である買受可能価額の総額は73.8億円(前期比▲9.6%)。
・1件当たり平均買受可能価額は9.2百万円(前期と同額)。

落札動向

落札件数・落札件数率・・・件数減少、率横這い
・落札件数(全種類合計)は663件(前期比▲12.4%)。H8年以降の最低件数。
・落札件数率は95.5%でほぼ横這い(前期比▲0.4ポイント)。「土地付建物」と「マンション」は高水準(96%台)。

落札価額・落札価額倍率(対買受可能価額)
・落札物件(全種類合計)の買受可能価額58.5億円に対し落札価額は119.1億円。
・倍率は2.04倍(総額ベース)。件数分布でも、「土地付建物」と「マンション」は2.0倍が最多で中心。

応札者数・・・減少
・応札者総数は6,837人(前期比▲1,368人、▲16.7%)。
・応札者数も開札(落札)件数同様に減少。
・1件当たりの平均応札者数は10.3人でほぼ横這い(前期10.8人)。
・「土地付建物」と「マンション」に集中している。落札者
・落札者総数は法人193社・個人76人で計269社(人)(前期288社(人))。前期から法人は増加、個人は減少。1社(人)当たり落札件数は2.5件。
・落札件数10件以上の「社(人)」数は僅か6社(全て法人、構成比2.2%)。この6社による落札件数は79件で全体の3割を占める(31.7%)。
・最多落札件数は、法人は79件、個人は5件。10件以上の落札多件数業者はいずれも応札対象物件が「土地付建物」(戸建)あるいは「マンション」への集中顕著。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・「大阪市中心6区」は「マンション」件数割合が高く、他のエリアは「土地付建物」が高い。
・金額帯では、5百万円以上10百万円未満が全体の40%。
・大阪市中心6区は応札者が多く、競合が激しい。

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