Top > 競売レポート > 競売物件分析(平成25年度下期) 名古屋地裁

競売物件分析(平成25年度下期) 名古屋地裁

開札動向

開札件数・・・減少
・開札件数は486件で前期から減少(前期比▲50件、▲9.3%)。
・今後も減少あるいは横這いが予想される。
・種類別では、「土地付建物」が多い。

買受可能価額(開札ベース)
・応札可能な最低価額である買受可能価額の総額は54.7億円で、高額物件(8億円台)もあり前期から増加。(前期比+6.1%)。
・1件平均買受可能価額も11.2百万円で上昇(前期9.6百万円)。

落札動向

落札件数・落札件数率・・・件数減少、率下落
・落札件数は384件で前期から減少(前期比▲32件、▲7.7%)。
・落札件数率は、「マンション」が高水準(98.2%)であったが、全体では91.2%で前期から▲0.2ポイント下落。

落札価額・落札価額倍率(対買受可能価額)
・落札物件の買受可能価額(応札可能最低価額)44.4億円に対し83.2億円(総額)で落札。
・落札価額倍率は1.87倍(前期1.97倍)。

落札価額倍率(対推定市場価額)
・買受可能価額から推定した市場価額に対する落札価額倍率は0.98倍(総額ベース)。件数分布状況も1.0倍が主。

応札者数・・・減少
・総応札者数は3,205人で減少(前期比▲540人、▲14.4%)。
・1件あたりの平均応札者数も減少(8.3人、前期9.0人)。
・なお、「マンション」は10.1人と多い。

落札者数
・落札者は、法人123社と個人62人で合計185社(人)(前期比▲20社(人))。最多落札件数は32件(法人)。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・名古屋市は「土地付建物」と「マンション」がほぼ同数(80件台)。他の地域は「土地付建物」が多い。
・全域では、「土地付建物」は15百万円未満、「マンション」は10百万円未満が主体。
・応札者数は、名古屋市内の物件が多い。
・「マンション」の落札件数率は全域で高い。

現在抜粋版を表示しております。さんゆう資料室会員の方はログインして頂くと完全版をご覧頂けます。
また、会員で無い方もさんゆう資料室会員(無料)のご登録を頂ければご利用頂けます。