書籍紹介

「日本農業の現状とM&Aの必要性」、「一般企業のM&Aと農業への適用の必要性」、「農業の経営継承と経営成長におけるM&A」、「事例にみる農業法人のM&Aの実態」のテーマで、農業法人のM&Aを論じた。

民芸運動を支えた組織運営と実践いまなお注目を集める民芸運動を起こした柳宗悦。その「経営」的手腕に着目し、残された四千七百通もの書簡の分析を軸に、梅棹忠夫との比較や富山県での活躍を通じて、民芸運動の空間的・地理的拡大を支えた組織運営を明らかにする!

アパートローン借入の動機とオーナーの特性から建設後の物件・資金管理、金融機関による担保評価まで幅広く解説。金融行政が指摘するアパートローン留意点についても言及。著者は担保評価の分野で第一人者だった小野兵太郎先生と金融法務の最先端を解説する弁護士香月裕爾先生と不動産鑑定評価・調査を行う三友システムアプレイザル野口咲也先生。

「知らなければ絶対に損をする知識」が、世の中には確かにある。それを知らないことによって、人生の歯車がくるってしまい、なにもかもがうまくいかなくなってしまうこともある。その中の代表的なものが、「持ち家」に関する知識である。「土地は値下がりしない」という「土地神話」が生きていた1990年代始めまでは、「家を、ローンを組んで買う」行為は、経済的観点からは正しかった。しかし、「土地神話」は今では完全に終わっているのに、「家をローンを組んで買う」という行為は、いまだに「当たり前のこと」と、多くの日本人が考えている。「老後の住処として残る」「子供に遺産として遺せる」……など何かしら言い訳をつけて、家を買い続けている。本書では、不動産のプロが、「今こそ、家を買うのは止めた方がいい」という理由を、過去の事実や、現在の状況、そして未来の予測から明らかにする。これからどんな社会になるのかを不動産の視点から説く。

本書は「担保不動産」という切り口から、不動産についての基本的な知識・考え方、必要資料の種類や調査方法、不動産を取り巻く公法規制、不動産評価の基本的な考え方、物件別の評価についての考え方、という5つのテーマについて、図や写真を多用して分かりやすく解説しています。

解説編:不動産担保評価の考え方・基礎知識を簡潔に解説。建築基準法等不動産公法規制をわかりやすく解説。事例編:ケースごとの補正率によって評価額が簡単に出せる図解と簡潔な解説。

実はよく分からないと言われる不動産鑑定業界。その現状と課題について、第一人者が明らかにする。まさに業界の教科書といえる内容。

著者の経営する「(株)三友システムアプレイザル」は、不動産鑑定業界のリーディングカンパニーであり、全国に張った情報ネットワークと、独特の情報分析で多くの顧客に信頼されている。本書では、その現場からの豊富な研究データに基づき、現代の不動産事情をわかりやすく説き明かす。内容は、「これまでの不動産バブルの発生・終息の実情」「最近の“ブランド街ミニバブル”についての解析」「全国の地価動向の実情」「長期的な土地価格予想」「サブプライムローン問題と日本」「不動産投資信託の動向」「不動産評価法について」など、多彩な視点から、不動産を見渡している。不動産金融のまさに現場から書かれた、今、最も役に立つ「不動産教科書」である。

2005年3月、国土交通省が発表した「地価公示」をうけて、巷では、「地価がいよいよ下げ止まった」という声がそこかしこで聞かれるようになった。これを、その通りに受け止めてよいのか? 都心などでは、大型のオフィスビル戦争が起こり、大型・高級マンションの建設ラッシュが起こっている。このことの示すものは何か? 住宅購入、住宅ローンなどにまつわる、これからの経済分析は? ……など、多角的な視点から、現在の不動産市場の現実をわかりやすく説き明かし、住宅購入や不動産投資を考える上での情報を満載した、必読の一冊。


「地価は5年でいまの半値になる!」土地バブル最盛の1980年代にこう予言した著者は、25年来、不動産鑑定の立場から地価の動きに深くかかわってきた。いま、東京都心の一部の地域で地価の上昇が伝えられるが、それは再開発などの影響によるもので、需給の変化による本質的なものではない。したがっていずれは「ミニバブル崩壊」を起こして終息する、という。市場経済の大前提「一物一価」が成り立たず、需給の関係以外の要素が価格決定に大きな影響を与える、土地という特殊な商品。その価格は、どのような制度や思惑や力関係によって決まるのだろうか。