コラム」カテゴリーアーカイブ

-動産評価精通者への道のり-内航船舶(貨物船)

先日、内航船舶の動産評価を行いました。船舶はその用途に応じて、貨物船や漁船、旅客船など様々な種類に分かれますが、今回の評価対象である「内航船舶」は国内の海運を担う重要は船舶であり、内航貨物船や内航旅客船に大別されます。 続きを読む

-動産評価精通者への道のり-輸入機械

先日、国内メーカーの機械設備ではなく、海外メーカーの輸入機械(食肉加工機)の動産評価を行いましたので、今回はその内容を紹介します。

機械設備評価には、「新規再調達コスト」を求める重要なプロセスがあります。調達先が海外かつ特殊な機械の場合には、導入コストの変動を正確に見積もらなければなりません。本件では、アイスランド製の食肉加工機のため、近年大きく変動した為替相場や物価変動の影響を「傾向係数」として反映する必要がありました。 続きを読む

ー再生建築ー 高経年団地の大規模修繕セミナーに登壇

 先月の10月29日、多摩市役所が主催したマンション管理セミナーに、当社常勤監査役の由良範泰が登壇しました。築40年のマンション管理組合として、大規模修繕の計画から工事完了までの約4年にわたる取り組みについて説明しました。このセミナーには定員を超える91名が参加し、高い関心が寄せられたことを感じました。 続きを読む

空き家トリアージの視察団がご来社

 これまで当社では「空き家トリアージ」を活用した空き家事業を複数の自治体で実施して参りましたが、先月10月26日、「空き家トリアージ」の取組みに関する視察のため、熊本県八代市の市議会副議長をはじめ、自由民主党3会派(礎、和、絆)議員5名の皆様が当社の本社オフィスを訪問されました。 続きを読む

共有物の利用の円滑化に関する民法改正について(令和5年改正民法その1)

 創価大学法学部で専任教員として民法を担当しています不動産鑑定士の松田です。今回は、所有者不明土地等について見ていきます。

 担保評価等の不動産鑑定評価を行うにあたり、共有土地であるけれども共有者の一人が行方不明であるといった場合があると思います。その場合、処分が一定程度制限されますので、当然に評価がその分減価されるものと思います。 続きを読む