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競売物件分析(平成27年度上期)東京・大阪・名古屋・福岡・横浜・さいたま・千葉・京都・神戸・仙台地裁

開札動向

開札件数
・開札件数(10地裁合計)は4,947件(前期比▲370件、▲7.0%)。6期連続減少。
・地裁別では、7地裁が減少。増加した3地裁も開札が4月に集中した等実務上の関係から増加したものと言える。
・開札件数の先行指標である配当要求終期公告件数の状況等から、今後も当面は減少ないし横這いが予想される。
・種類別(構成比)では、10地裁合計では「土地付建物」(53.7%)が多い。東京(54.6%)・横浜(44.1%)は「マンション」が多い。

買受可能価額(開札ベース)
・ 買受可能価額の総額は10地裁合計で554億円(前期比+16億円、+3.0%)。
・ 最高額は26.78億円(東京都渋谷区、駐車場)。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数は3,896件(前期比▲376件、▲8.8%)。
・10地裁平均の落札件数率(全種類合計)は92.6%(前期比▲0.7ポイント)。東京(96.3%、前期比▲2.0ポイント)が最も高く、仙台(83.6%、同+0.3ポイント)が低い。種類別(10地裁平均)では、「マンション」(97.5%、前期比▲0.1ポイント)が高水準。

落札価額・落札価額倍率
・10地裁合計の落札価額は844億円(前期比+4億円、+0.4%)。落札最高額は55億円。
・落札価額倍率(対買受可能価額:総金額ベース)は2.1倍(前期比+0.1ポイント)。

応札者数
・10地裁での応札者総数は40,377人(前期比▲3,550人、▲8.1%)。4期連続減少。
・1件平均応札者数(全種類合計)は10.4人(前期比+0.1人)。ここ数期ほぼ同水準。
・「マンション」(13.2人)は高水準。

都市別・買受可能価額帯別開札・落札状況
・都府県庁所在地であり、全体的に「マンション」ウエイトが高い(除:京都市)。
・都市部の落札件数率は、周辺を含めた地裁全体に比べ高い(除:千葉市)。

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