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競売物件分析(平成25年度上期) 大阪地裁

開札動向

開札件数・・・減少
・開札件数(全種類合計)は886件(前期比▲11.0%)。4期連続減少。統計のあるH8年以降最低(過去のボトムH19/下期:980件)。
・種類別では「土地付建物」の減少が大きい。

買受可能価額(開札ベース)
・応札可能な最低価額である買受可能価額の総額は82億円(前期比▲19.9%)。
・1件当たり平均買受可能価額は9.2百万円(前期比▲1.0百万円)。

落札動向

落札件数・落札件数率・・・件数減少、率上昇
・落札件数(全種類合計)は757件(前期比▲9.9%)。H8年以降の最低件数となった(過去のボトムH20/上期とH24/下期:840件)。
・落札件数率は95.9%(前期比+1.0ポイント)。ここ数期93~94%台が続く。「土地付建物」・「マンション」は高水準(97%台)。落札価額・落札価額倍率(対買受可能価額)
・落札物件(全種類合計)の買受可能価額70.5億円に対し落札価額は141.8億円。
・倍率は2.01倍。

応札者数・・増加
・応札者総数は8,205人(前期比+486人、+6.3%)。
・開札(落札)件数は大幅に減少したが、応札者数は増加。
・1件当たりの平均応札者数は上昇し、10.8人(前期9.2人)。
・「土地付建物」・「マンション」に集中している。

落札者
・落札者総数は法人188社・個人100人で計288社(人)。1社(人)当たり落札件数は2.6件。
・落札件数10件以上の「社(人)」数は僅か9社(構成比3.1%)。この9社による落札件数は305件で全体の4割を占める(40.3%)。
・最多落札件数は、法人は129件、個人は5件。落札多件数業者はいずれも応札対象物件が「土地付建物」(戸建)あるいは「マンション」への集中顕著。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・「大阪市中心6区」は「マンション」件数割合が高く、他のエリアは「土地付建物」が高い。

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