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競売物件分析(平成25年度下期) 東京・大阪・名古屋・福岡・横浜・さいたま・千葉・京都・神戸・仙台地裁

開札動向

開札件数・・・減少
・ 開札件数(10 地裁、全種類合計)は、6,658件(前期比▲775件、▲10.4%)。3期連続減少。
・ 今期、唯一横這いであった千葉も含め全地裁が年度ベースでは減少。今後も当面は減少ないし横這いが予想される。
・ 種類別(構成比)では、「マンション」は、東京(60.0%)・横浜(47.5%)が高い。

買受可能価額(開札ベース)
・ 買受可能価額の総額は 10 地裁合計で 742 億円(前期比▲43 億円、▲5.5%)。
・ 最高額は 21 億円(東京都千代田区、事務所ビル)。

落札動向

落札件数・落札件数率・・・件数減、率僅高
・ 落札件数は 5,352 件(前期比▲588 件、▲9.9%)。10 地裁平均の落札件数率(全種類合計)は 93.9%(前期比+0.8 ポイント)。東京(96.9%、前期比+2.5 ポイント)が最も高く、仙台(85.1%、同▲4.4 ポイント)・福岡(85.2%、同▲0.8 ポイント)が低い。種類別(10 地裁平均 ) で は、「マ ンシ ョ ン」( 98.0% 、前 期 比+2.0%)が高水準。

落札価額・落札価額倍率
・ 10 地裁合計の落札価額は 1,195 億円。
・ 落札価額倍率(対買受可能価額)は 2.1 倍。対一般市場価額倍率は 1.1 倍。いずれも前期と変わらず。

応札者数・・・減少・1 件平均は変わらず
・ 10 地裁での応札者総数は 55,048 人で減少(前期比▲6,807 人、▲11.0%)。
・ 1 件平均応札者数(全種類合計)は 10.3 人(前期比▲0.1 人)。
・ 「マンション」(12.5 人)は高水準。
・ 1 物件の最多応札者数は 74 人(東京都千代田区、「土地付建物(店舗)」)。都市別・買受可能価額帯別落札状況
・ 最多価額帯は「5 百万円以上 10 百万円未満」。
・ 「5 百万円未満」は応札者が少ない。

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