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競売物件分析(平成22年度下期) 東京・横浜・さいたま・千葉地裁

開札動向

開札件数
・東京・・・4地裁の中で最も多い(1,839件)。前期からは微減(▲3.6%)だが3期連続減少。
・横浜・・・4地裁の中で最少(1,325件)。2期連続大幅減少(▲13.1%)。
・さいたま・・・1,548件で横這い(+0.7%)。
・千葉・・・1,534件で前期から大幅減少(▲14.6%)。
・種類別では、東京は「マンション」が多く、横浜は「マンション」と「土地付建物」がほぼ拮抗、さいたま・千葉は「土地付建物」が多い。

買受可能価額(開札ベース)
・入札可能最低価額である買受可能価額の総額は、東京(460億円)が最大で、横浜(140億円)・さいたま(132億円)・千葉(93億円)とでは大差がある。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数率は、東京(95.4%)と千葉(93.7%)が高い。横浜(89.0%)が一番低く前期から僅かに下落し(▲0.8ポイント)さいたまと逆転した。種類別では、各地裁いずれも「マンション」が95%以上の高水準。

落札価額倍率(対買受可能価額)
・東京・横浜は低下、さいたまは横這いで千葉は上昇。

応札者数
・総応札者数は、さいたまのみ微増(10,903人、+4.7%)、東京(13,127人)・横浜(9,007人)・千葉(10,584人)はいずれも▲15%以上の大幅減。種類別では「マンション」への応札者は依然として多い。

落札者
・4地裁を合わせてみた場合4地裁合計の落札件数4,812件に対し落札者数は法人1,498社・個人714人で計2,212社(人)。1社(人)当たり落札件数は2.2件。(4地裁全てで落札する法人があり落札者数は4地裁個々にみた場合の社(人)合計とは一致しない)
・落札件数10件以上の「社」数は63社(個人なし、構成比3%)。この63社の落札件数は全体の3割弱(28.7%)。最多落札件数は、法人では187件(東京:74件、横浜:39件、さいたま:49件、千葉25件と全域で落札)、個人では9件。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・「マンション」は「5百万円未満」帯を除くと全地域いずれも落札件数率は高い。

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