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競売物件分析(平成22年度下期) 福岡地裁

開札動向

開札件数
・開札件数は691件(前期比▲263件、▲27.6%)、3期連続減少。
・ピーク(H21/上期、1,270件)からほぼ半減した。
・減少の要因として、①金融機関からの住宅ローン物件の競売申立が一段落したことに加え、②H21年12月施行の中小企業金融円滑化法の政策的効果が現れてきたものといえる。
・同法はH24年3月31日まで1年間の実施期限延長となったことから、当面開札件数は減少することが予想される。

買受可能価額(開札ベース)
・入札可能最低価額となる買受可能価額の総額は47.2億円(前期比▲28.8%)。1件平均買受可能価額は6.8百万円で前期からほぼ横這い。

落札動向

落札件数
・落札件数は496件(前期比▲28.8%)。
・落札件数率は83.5%で前期から▲0.7ポイント低下。ただ「マンション」のみ高水準(98.0%)。

落札価額倍率(対買受可能価額)
・2.2倍。特に「マンション」は高倍率(2.6倍、4期連続倍率上昇中)。

応札者数
・総応札者数は5,172人で前期に比べ大幅に減少(前期比▲18.9%)。
・1件当たりの平均応札者数は10.4人。「マンション」は14.2人と特に多い。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・「マンション」は、ほぼ全域・全価額帯で落札件数率が高い。

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