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競売物件分析(平成23年度下期) 大阪地裁

開札動向

開札件数
・開札件数は1,303件(前期比▲6.2%)。前期は5期ぶりに増加したが、今期は再び減少。
・種類別では「土地付建物」が多い(6割)、市・区単位では東大阪市(131件、10.1%)、寝屋川市(86件、6.6%)が多い。
・中小企業金融円滑化法の効果もあり当面減少ないし横這いが予想される。

買受可能価額(開札ベース)
・入札可能最低価額となる買受可能価額の総額は121億円で前期の144億円より減少。
・1件当たり平均買受可能価額は9.3百万円(前期比▲1.0百万円)。高額物件の減少で前期から低下した。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数は1,063件。
・落札件数率は93.2%(前期比▲1.0ポイント)。

落札価額倍率(対買受可能価額)
・前期と同じ2.0倍。

応札者数
・応札者総数は7,991人(前期比▲855人、▲9.7%)。
・1件当たりの平均応札者数は7.5人で一段と減少(最近のピークH22/上、10.9人)。「土地付建物」(7.0人)に比べ「マンション」(9.1人)が高い。ただ両種類ともに低下傾向。

落札者
・落札者総数は法人269社・個人156人で計425社(人)。1社(人)当たり落札件数は2.5件。
・落札件数10件以上の「社(人)」数は僅か15社(人)。この15社(人)による落札件数は416件で全体の4割を占める(39.1%)。落札件数1件のみは法人177社・個人132人で計309社(人)。
・最多落札件数は、法人では126件、個人では44件。「土地付建物」(戸建)と「マンション」に特化。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・開札件数は「東大阪」地域が最多(502件)。
・「大阪市中心6区」の「土地付建物」・「マンション」への応札者が多い。

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