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競売物件分析(平成26年度上期)名古屋地裁

開札動向

開札件数
・開札件数(全種類合計)は511件で前期から増加(前期比+25件、+5.1%)。
・今後直ちに増加するかどうかは不明。H26年10・11月の傾向は前期から横這い状況。他地裁の開札状況や貸付条件の変更実行件数等からみれば、当面は減少あるいは横這いが予想される。
・種類別では、「土地付建物」が過半数。

買受可能価額(開札ベース)
・応札可能な最低価額である買受可能価額の総額は52.6億円で前期から減少(前期54.7億円)。
・1件平均買受可能価額も10.3百万円で低下(前期11.2百万円)。
・前期は高額物件(8億円台)があったため。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数(全種類合計)は418件で前期から増加(前期比+34件、+8.9%)。
・落札件数率(同)は93.9%で、過去最高の94.9%(H20/上期)に次ぐ高水準。
・特に「マンション」は100%。

落札価額・落札価額倍率(対買受可能価額)
・落札額総額は79.7億円。落札物件の買受可能価額(応札可能最低価額)総額は40.5億円(総額)。
・落札価額倍率は1.97倍(前期1.87倍)。

応札者数
・総応札者数は3,645人で増加(前期比+440人、+8.1%)。
・1件あたりの平均応札者数は横這い(8.3人)。
・なお、「マンション」は9.9人と多い。

落札者数
・落札者は、法人128社と個人84人で合計212社(人)(前期比+27社(人))。
・10件以上落札者は4社(法人)のみ。法人の最多落札件数は51件。個人は9件。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・開札件数:名古屋市は「マンション」が過半数。他の地域は「土地付建物」が多い。
・買受可能価額帯(全域、全種類):「5百万円未満」、「5~10百万円未満」、「10百万円以上」が各三分の一。
・応札者数:名古屋市内の物件は1件あたり応札者が多い。
・落札件数率:「5百万円未満」が低い。

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