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競売物件分析(平成26年度上期)福岡地裁

開札動向

開札件数
・開札件数は6期ぶりに僅かだが増加(377件、前期比+7件・+1.9%)。
・「土地付建物」が増加(前期比+26件)し、「マンション」が減少(同▲19件)。
・ピーク時(H21年度上期、1,270件)の三割の水準(2,907件)。
・減少の要因として、①金融機関からの住宅ローン物件の競売申立が一段落したことに加え、②H21年12月施行の中小企業金融円滑化法の政策的効果が現れているものといえる。
・同法はH25年3月末で終了したが、当面は減少ないし横這いが予想される。

買受可能価額(開札ベース)
・入札可能な最低価額(買受可能価額)の総額は前期とほぼ同額(28.4億円、前期28.5億円)。
・1件平均買受可能価額は僅かに低下(7.5百万円、前期7.7百万円)。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数も増加(292件、前期比+28件.+10.6%)。
・落札件数率は上昇(88.8%、前期比+3.6ポイント)。
・「マンション」は高水準が続く(97.3%、前期比▲0.2ポイント)。

落札価額倍率(対買受可能価額)
・全種類合計の平均倍率(金額ベース)は2.2倍(前期2.3倍)。

応札者数
・総応札者数は減少(2,473人、前期比▲151人・▲5.8%)。
・落札件数は増加したが、総応札者数の減少により1件当たりの平均応札者数も減少(8.5人、前期9.9人)。
・ただ、「マンション」は比較的高水準(11.5人、前期12.7人)。流動性の高い「マンション」に、業者の物件取得意欲の強さが窺われる。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・買受可能価額は、全種類では約6割が「5百万円未満」。特に「マンション」は約7割が「5百万円未満」。
・福岡市内は「マンション」が多い。
・福岡市内は「土地付建物」「マンション」いずれも応札者が多く落札件数率も高い。

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