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競売物件分析(平成26年度下期)仙台地裁

開札・落札動向

開札件数
・開札総件数は158件で前期から増加(前期比+15件、+10.5%)。震災による中断後では、再開直後(H24年度上期、298件)がピークで、今期は約半数にまで減少(53.0%)。
・月別の開札件数推移は減少傾向。減少要因は、①震災により中断していた競売(開札)の再開後に開札件数が集中したが、②その後いわゆる中小企業金融円滑化法の効果による競売申立件数の減少等があげられる。
・種類別では「土地付建物」が多い(102件、構成比64.6%)。
・用途別では居住用物件(含む併用)が7割を占める(113件、構成比71.5%)。
・仙台市内の物件数は約4割(63件、39.9%)。

落札件数率
・落札件数率は83.3%(前期比+6.8ポイント)。
・「マンション」は100%(前期比+4.5ポイント)。居住用物件(含む併用)の場合は90.3%。

応札者数・平均応札者数
・総応札者数は788人で5期振りに増加(前期比+184人、+30.5%)。
・平均応札者数も増加(7.2人、前期6.6人)。特に「マンション」は多い(11.4人)。戸建ても加えた居住用物件全体は8.0人。

地域別落札状況
・仙台市内の物件数は全体の4割だが、応札者が多く落札件数率は高い。

地域別・買受可能価額別落札状況
・全件数の半数強が5百万円未満(53.2%)。
・10百万円以上は僅か1割強(11.4%)。

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