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競売物件分析(平成28年度上期)大阪地裁

開札動向

開札件数
・開札件数(全種類合計)は前期から増加(588件対前期+8.1%)。ただ、統計のあるH8年以降では、前期に次ぐ低件数で、ピーク時の2割弱の水準。
・種類別では「土地付建物」が多い(構成比61.2%)。
・今後の開札件数の動向は、“開札件数の減少要因と言われているいわゆる中小企業金融円滑化法”は終了したものの金融機関による貸付条件の変更等は依然として多件数であり、また開札件数の先行指標ともいえる「配当要求終期公告件数」も減少が続いていることから、当面横這いないし減少が予想される。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数(全種類合計)は、開札件数の状況を受け増加(500件、対前期+5.9%)。
・落札件数率(全種類合計)は前期から上昇(96.5%、対前期+2.7ポイント)
・「マンション」は高水準(98.3%)。

落札価額・落札価額倍率(対買受可能価額)
・落札価額(全種類合計)は増加。H8年以降では、前期に次ぐ低価額で、ピーク時の1割強の水準。
・落札価額倍率(対買受可能価額)は、全種類合計では前期と変わらないが、「マンション」はここ数年上昇が続いており、販売価格上昇が続いていることを顕している。

応札者数
・応札者総数は増加したが(5,166人、対前期+2.7%)、1件平均応札者数はほぼ横這い(10.6人、前期10.9人)。
・依然として「マンション」への集中は顕著だが、1件平均応札者数は前期からは低下した(13.1人、前期14.2人)。

落札者
・落札者を法人・個人別にみると、法人が圧倒的に多い(450件、構成比90%)。
・個人による落札ウエイトは低下傾向が続く。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・開札件数が多い行政区分は(40件以上)、東大阪市、寝屋川市、枚方市。
・「大阪市中心6区」は「マンション」が多く、他地域は「土地付建物」が多い。

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