Top > 競売レポート > 競売物件分析(平成28年度下期)名古屋地裁

競売物件分析(平成28年度下期)名古屋地裁

開札動向

開札件数
・開札件数(全種類合計)は前期から減少し、過去(統計のあるH12年以降)最少件数となった(351件、前期比▲10件)。
・種類別にみると、全域では「マンション」(35.0%)に比べ「土地付建物」が多い(55.3%)が、地域別にみれば名古屋市は「マンション」が多い(49%)。
・今後の動向は、金融機関による貸付条件の変更実行件数・配当要求終期公告物件数の推移からみれば、当面は横這いあるいは減少が予想される。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数(全種類合計)は、応札対象件数の減少を受けて同じく減少し、過去最少を記録(275件、前期比▲5件)。
・一方、落札件数率(同)は上昇し過去最高を達成(93.9%、前期比+1.8ポイント)。なかでも、「マンション」は高水準(98.1%)。

落札価額・落札価額倍率(対買受可能価額)
・落札価額総額も減少を続け、過去最低となった(49.6億円、前期比▲3.3億円)。
・落札価額倍率(対買受可能価額)は前期とほぼ同水準(1.96倍、前期2.05倍)。

応札者数
・総応札者数も連続減少し、過去最少となった(2,105人、前期比▲194人)。
・種類別にみると、恒常的に「土地付建物」に比べ「マンション」への応札者が多い。

落札者
・法人による落札が大多数(80.6%)。

地域別状況
・「土地付建物」と「マンション」いずれも、名古屋市は平均応札者が多く(特に「マンション」)、落札件数率も高い。

現在抜粋版を表示しております。さんゆう資料室会員の方はログインして頂くと完全版をご覧頂けます。
また、会員で無い方もさんゆう資料室会員(無料)のご登録を頂ければご利用頂けます。