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競売物件分析(平成29年度上期)仙台地裁

開札・落札動向

開札件数
・開札件数(全種類合計)は前期から減少(121件、前期比▲11件、▲8.3%)。
・震災により中断していた競売の再開後に、開札件数は集中したが、その後は減少傾向となり、H24年度以降では最少件数。
・種類別では「土地付建物」が多い(77件、構成比63.6%)。
・用途別では居住用物件(含む併用)が7割を占める(89件、構成比73.6%)。
・開札件数の先行指標ともいえる「配当要求終期公告件数」も前年比横ばいであることから、今後も当面は横ばいで推移するものと思われる。

落札件数・落札件数率
・落札件数(全種類合計)は前期から減少(74件、前期比▲7件、▲8.6%)。
・落札件数率(同)は下げ止まった(78.7%、前期比+0.8ポイント)。
・種類別では「マンション」が高い(93.8%)。
・地域別(全種類合計)では、仙台市が高い(96.8%)。

応札者数・平均応札者数
・応札者総数(全種類合計)は前期から減少(450人、前期比▲87人、▲16.2%)。
・平均応札者数(同)はここ数期6人前後で推移。

地域別落札状況
・仙台市内は、応札者が多く、落札件数率は高い。

地域別・買受可能価額別落札状況
・5百万円未満物件数が過半数(55%)。

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