Top > 競売レポート > 競売物件分析(平成30年度下期)東京・大阪・名古屋・福岡・横浜・さいたま・千葉・京都・神戸・仙台地裁

競売物件分析(平成30年度下期)東京・大阪・名古屋・福岡・横浜・さいたま・千葉・京都・神戸・仙台地裁

開札動向

開札件数
・前期から、増加は5 地裁(東京・横浜・さいたま・千葉・神戸)。
・10 地裁合計では、13 期ぶりに増加(3,948 件、前期比+2.8%)。
・H27 年以降期毎の増減幅は縮小し、今期は増加に転じたものの、開札件数の先行指標である配当要求終期公告件数の状況等から、当面は減少ないし横這いが予想される。
・種類別(10 地裁合計)では、「土地付建物」の割合が高い(構成比53.6%)。東京のみ、「マンション」の割合が高い(同54.8%)。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数は5 地裁が増加。10 地裁合計は13期ぶりに増加(3,131 件、前期比+1.9%)。
・落札件数率は、上昇が3 地裁(福岡・神戸・仙台)。7 地裁が下落し、10 地裁合計も下落した(91.9%、前期比▼0.9 ポイント)。東京・大阪・神戸(95%以上)が高水準だが、都市部と周辺部との差が大きい仙台(80.2%)は低い。種類別(10 地裁合計)では、「マンション」が高水準(96.0%、前期比▼1.0 ポイント)。

落札価額
・落札価額(10 地裁合計)は740 億円。落札最高額は61.0 億円(東京)。

応札者数
・応札者数は、増加は3 地裁(東京・さいたま・神戸)。7 地裁が減少し、10 地裁合計も11 期連続減少(27,024 人、前期比▼5.0%)。最多応札者数は50 人(東京、「マンション」)。
・平均応札者数(10 地裁合計)は減少(8.6 人、前期比▼0.7 人)。大阪(10.8 人)が最多。過去最多が続いた東京(9.9 人)は一桁台へ減少。
・種類別(10 地裁合計)では「マンション」が多いが(9.4 人、前期比▼0.9 人)、近時減少が著しい。

都市別・開札・落札状況
・都市部(都府県庁所在地)は周辺部に比べ、「マンション」割合が高く、落札件数率・平均応札者数も、周辺を含めた地裁全体に比べ高い。

現在抜粋版を表示しております。さんゆう資料室会員の方はログインして頂くと完全版をご覧頂けます。
また、会員で無い方もさんゆう資料室会員(無料)のご登録を頂ければご利用頂けます。