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競売物件分析(令和2年度上期)大阪地裁

開札動向

開札件数
・開札件数(全種類合計)は減少332件、前期比▲21.5。H8年度以降の最少件数で、ピークの1割強の水準(11%)。今期は、新型コロナウイルス感染症拡大による非常事態宣言に伴う開札回数の減少で、開札件数が減少した。
・種類別(全域では「土地付建物」が多い60。大阪市中心6区は、「マンション」のウエイトが高い84%)。
・来期の開札件数の動向は、横ばいないし減少が予想されるが、コロナ禍で今後の競売申立件数の推移は不透明。

落札動向

落札件数
・落札件数率
・落札件数(全種類合計も、減少286件、前期比▲15.1。
・一方で、落札件数率(全種類合計は、ほぼ横ばい92.0%、前期比0.2ポイント)。

落札価額・落札価額倍率(対買受可能価額)
・落札価額(全種類合計)は、高額物件が少ないため減少84億円、前期比▲21.6。
・落札価額倍率(対買受可能価額、総額ベースは2.6倍(前期2.4倍。倍率ごとの件数分布状況は1.72.2倍が中心(構成比39%)。
・落札価額の最高額は13.5億円(落札者:法人)。

応札者数
・総応札者数は5期ぶりに増加3,314人、前期比+8.8。
・1件平均応札者数(全種類合計も増加し、3期ぶりに2桁台に復活(11.6人、前期9.0人、前々期8.9人。
・1件当たり応札者数10人未満の件数が減少し、10人以上のウエイトが増加した。10人台が中心(件数比約40で、30人以上(特に90人台・60人台等)物件数が増加した。
・最多応札者数は98人。

落札者
・法人が圧倒的に多い(構成比83。

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