東京圏の概況
・2008年第1四半期は、地価変動率(対前年同期比)は東京圏平均で住宅地・商業地ともに上昇幅が一段と鈍化し、3四半期連続の低下となった。
・地価指数は、住宅地は前期同様横這いであったが、商業地は2四半期連続下落した。
・2006年第4四半期から約1年余続いた今回の地価上昇もピークは住宅地・商業地ともに2007年第2四半期であったといえる。
地価変動率
・東京圏の地価変動率は、住宅地で12.1%、商業地で14.8%と依然として対前年同期比では上昇しているものの上昇率は大幅に低下した。
地価指数
・東京圏の地価指数は、住宅地はプラス0.004ポイント(今期0.694、前期0.690)と僅かに上昇したが、商業地は△0.009ポイント(今期0.675、前期0.684、前々期0.686)となり2期連続低下した。
・尚、直近数期の地価の大幅上昇により、地価指数は急回復したもののバブルピーク時(1990年)の水準にはまだ遠い。
※1994年第2四半期を1とした指数
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