ツアー概略
本ツアーは、弊社が業務提携しているタイの大手不動産鑑定業者Agency for Real Estate Affairs社を通じて弊社がタイの非営利法人「タイ鑑定財団」よりコーディネートを請け負っている日本国内の不動産開発事例の視察を目的としたツアー。
参加企業22社のうち、コンドミニアム(マンション、以下同)、戸建、ショッピングモール、ホテル等の不動産開発(デベロッパー)が全体の約4割を占めている。
家具製造販売、宝石販売や眼鏡卸売などの異業種からも参加があったが、いずれもコンドミニアムの賃貸事業を始めて軌道に乗り始めたところで、日本の不動産開発ノウハウの見学や他の参加者との人脈作りをツアー参加の目的としていた。
【ツアー日程】 | 2016(平成28)年5月23日(月) ~ 5月27日(金) | |
【訪問先】 ご協力頂いた先 |
23日(月) | みそのウィングシティ/ポラス(株)(さいたま) |
24日(火) | ミサワパーク東京/ミサワホーム(株)(高井戸) コートヤードHIROO/(株)アトム (広尾) 渋谷MODI/(株)エイムクリエイツ (渋谷) |
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25日(水) | Fujisawa SST/パナソニック(株)ほか (藤沢) | |
26日(木) | 住宅ビジネスフェア2016 (東京ビッグサイト) | |
27日(金) | コンストラクション・マネジメント/明豊ファシリティワークス(株)(平河町) | |
【参加者数】 | 46名 |
タイにおける不動産開発ビジネスで成功する条件は?
タイにおいて不動産開発ビジネスで成功する条件を3つ回答してもらったところ、もっとも多くの参加者が挙げたのが「他社と差別化できること」であった。特にバンコク首都圏(人口800万人)の住宅市場においては供給過剰となっており、不動産開発業者の間では、いかに他社と差別化を図れるかが喫緊の課題となっている。
「他社の物件とは違う新しく美しいデザイン」(建設/設計主任)といった意匠性や「コンドミニアムにおけるゲストハウス、フィットネス・ジム、プールなどの共用施設の完備、専有部分における高級トイレ、大型ウォークインクローゼット、使いやすいレイアウトのキッチン」(不動産開発/役員)といった機能性における差別化だけでなく、「どうすれば居住者や利用者の生活の質を向上させられるかをテーマに、人々のライフスタイルや社会の変化を敏感にキャッチして、創造的に製品を改善し続ける向上心」(不動産開発/プロジェクト・マネージャー、不動産開発/設計士、不動産管理/役員)といった人々のライフスタイルに関する提案力を差別化要因として挙げる回答も複数寄せられた。
調査結果
- 参加者の属性
- 職業(業種)
- 年齢公正
- 訪日経験とこれまでの訪問先
- タイにおける不動産開発ビジネスで成功する条件は?
- 他社との差別化
- 価格の安さ
- ロケーションの良さ
- ターゲット層の絞り込み
- 顧客対応の良さ
- 商業施設開発におけるオンリーワンの価値創造
- アジアティーク・ザ・リバー・フロント
- ザ・ジャム・ファクトリー
- 住宅開発におけるオンリーワンの価値創造
- タイの人々の目に映ったスマートタウン
- タイならではの改善意見
- 導入の障害となる課題
本レポートに関するお問い合せ先:経営企画室 福迫(ふくさこ)03-5213-9787
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