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競売物件分析(平成30年度下期)名古屋地裁

開札動向

開札件数
・開札件数(全種類合計)は、減少した(294 件、前期比▲8.1%)。直近数期は減少幅が縮小しほぼ横這い状況。
・種類別にみると、全域では「土地付建物」が多く(56%)、名古屋市は「マンション」が多い(53%)。
・今後の動向は、当面は減少ないし横這いが予想される。

落札動向

落札件数・落札件数率
・落札件数(全種類合計)も、減少(220 件、前期比▲12.4%)。
・落札件数率(同)も、低下(87.3%、前期比▲4.0 ポイント)。
・「土地付建物」と「マンション」も低下が続いている。

応札者数
・総応札者数は減少(1,549 人、前期比▲20.6%)。
・開札(落札)件数の減少に食えて、人気集中物件数(例えば応札者数15 人以上)の減少が要因。平均応札者数(全種類合計)も低下した(7.0 人、前期7.8 人)。

落札者
・法人が圧倒的に多い(構成比83.6%)。個人による落札ウエイトは低下傾向が続く。

特集 居住用物件(戸建・マンション)状況

・居住用物件(開札件数)は184 件で、全競売物件の6 割強を占める(63%)。
・建物面積は、「戸建」は100 ㎡台が最多で(構成比24%)平均面積は116 ㎡、「マンション」は70 ㎡台が最多で(同34%)平均面積は72 ㎡。平均面積は、「戸建」・「マンション」いずれも東京地裁・大阪地裁より広い。
・最寄駅からの距離(平均)は、「戸建」が1,882m、「マンション」は、1,116m。
・落札件数率は、「戸建」:97%、「マンション」:92%。応札者数(平均)は、「戸建」8人・「マンション」7 人。
・落札価額(平均)は、「戸建」が1,814 万円、「マンション」は1,377 万円。

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