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競売物件分析(平成24年度上期) 名古屋地裁

開札動向

開札件数
・開札件数は630件で、前期から微減(前期比▲18件、▲2.8%)。
・種類別では、「土地付建物」が構成比約5割・「マンション」が約4割で、この数年構成比に大きな変動は無い。

買受可能価額(開札ベース)
・入札可能最低価額となる買受可能価額の総額は56.3億円で前期とほぼ同額。(前期比▲0.2億円)。
・開札件数減少により1件平均買受可能価額は僅かに上昇8.9百万円(前期8.7百万円)。

落札動向

落札件数
・落札件数は484件(前期比▲2件)。
・落札件数率は92.0%で前期から+2.2ポイント上昇。種類別では「マンション」が高水準を維持(98.2%)。

落札価額倍率(対買受可能価額)
・1.9倍で前期(2.2倍)から低下。

応札者数
・総応札者数は3,513人(前期比▲534人、▲13.2%)で2期連続大きく減少。
・1件あたりの平均応札者数は前期8.3人から7.3人に減少。4期連続減少。
・特に、「マンション」は今期8.0人でかつての異常人気(ピークH22/上期14.7人)時からほぼ半減。

落札者
・落札件数484件を243社(人)で落札した(法人146社、個人97人)。
・落札件数10件以上は僅かに法人の7社のみ。構成比は3%だが、落札件数の23%を占める。1社あたり15件。
・1件のみの落札者は177社(人)(法人87社、個人90人)で全体の7割(73%)を占めるが、落札件数の割合は37%のみ。
・法人の最多落札件数は30件、個人は3件。この法人の落札物件は、「土地付建物」(戸建)あるいは「マンション」に特化。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
「マンション」は全エリアで落札件数率が高い。

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