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競売物件分析(平成23年度下期) 福岡地裁

開札動向

開札件数
・開札件数は618件(前期比▲138件、▲18.3%)。前期は4期振りに増加したが今期再び減少。
・ピーク時(H21/上期、1,270件)の約5割の水準。
・減少の要因として、①金融機関からの住宅ローン物件の競売申立が一段落したことに加え、②H21年12月施行の中小企業金融円滑化法の政策的効果が現れてきたものといえる。
・同法の効果による減少と長引く景気低迷からくる不良債権の顕在化による増加とで当面ほぼ横這い状況が続くと予想される。

買受可能価額(開札ベース)
・入札可能な最低価額(買受可能価額)の総額は40.4億円で前期から減少(前期比▲19.2億円、▲32.2%)。高額物件が前期に比べ少なかったことも要因。
・1件平均買受可能価額は6.5百万円で前期から1.4百万円下落。

落札動向

落札件数
・落札件数は440件で開札件数と同様減少(前期比▲19.7%)。
・落札件数率は84.1%で前期から▲1.7ポイント下落。「マンション」は高水準(97.7%)。

落札価額倍率(対買受可能価額)
・全種類合計の平均倍率は2.2倍。「マンション」は高倍率(2.6倍、3期連続同率)。

応札者数
・総応札者数は4,141人で大幅減少(前期比▲24.2%)。
・1件当たりの平均応札者数は9.4人で前期から0.6人減少。
・ただ「マンション」は11.7人と依然として集中が続く。

地域別・買受可能価額帯別落札状況
・「マンション」の物件所在は、福岡市内(5割強)と周辺ベッドタウン地域(2割弱)に集中し、応札者も多く、落札件数率は高い。

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