Top > 競売レポート > 競売物件分析(平成24年度下期) 東京・大阪・名古屋・福岡・横浜・さいたま・千葉・京都・神戸・仙台地裁

競売物件分析(平成24年度下期) 東京・大阪・名古屋・福岡・横浜・さいたま・千葉・京都・神戸・仙台地裁

開札動向

開札件数・・・前期から1割減少
・10地裁合計の開札件数(全種類合計)は、7,703件(前期比▲1,044件、▲11.9%)。
・一部地裁は期毎の増減が激しいが、年度ベースで過去の推移をみれば全体的に減少傾向。
・種類別(構成比)では、東京は「マンション」ウエイトが高く(56%)、京都は「土地付建物」が高い(73%)。

買受可能価額(開札ベース)
・買受可能価額の総額は10地裁合計で793億円(前期比▲80億円、▲9.1%)。
・最高額物件は21億円(東京都千代田区、一棟ビル)。

落札動向

落札件数・落札件数率・・・件数減少、率上昇
・落札件数率(全種類合計)の10地裁平均は91.2%。前期から0.3ポイント上昇。東京が最も高く95.2%(前期比+2.0ポイント)、低いのは千葉(87.1%、同▲1.3ポイント)。
・種類別(10地裁平均)では、「土地付建物」(92.4%)・「マンション」(95.0%)は高水準。

落札価額
・10地裁合計の落札価額は1,119億円(前期比▲60億円)。
・落札物件の合計買受可能価額(いわゆる最低入札価格)は589億円。落札価額倍率(対買受可能価額)は1.9倍で前期から変わらず。

応札者数・・・前期から横這い(落札件数減少により1件平均は上昇)
・10地裁での応札者総数は53,233人でほぼ横這い(前期比▲337人、▲0.6%)。
・1件平均応札者数(全種類合計)は8.8人で前期から上昇(前期7.9人)。
・「マンション」(10.1人)は4期ぶりに2桁台と高水準。「土地付建物」(8.3人)も多い。
・最多応札者数は47人(東京都新宿区、「マンション」)。

都市別・買受可能価額帯別落札状況
・各都市(都府県庁所在地)の落札件数率は、それぞれの地裁の中で他地域と比較すると高い。

現在抜粋版を表示しております。さんゆう資料室会員の方はログインして頂くと完全版をご覧頂けます。
また、会員で無い方もさんゆう資料室会員(無料)のご登録を頂ければご利用頂けます。