不動産鑑定士で創価大学法学部の教員の松田佳久です。今回はサブリースとサブサブリース関連の3回目(最終)です。前回は主にサブリース事案を鑑定評価の側面から見てきました。今回はサブリース問題として新たに登場してきているサブサブリース問題を取り上げます。
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投稿者「三友システムアプレイザル」のアーカイブ
サブリースとサブサブリース その2
不動産鑑定士で創価大学法学部の教員の松田佳久です。今回はサブリースとサブサブリース関連の2回目です。前回は主にサブリースについて見てきました。今回はサブリース業者が一括借入れをする場合の賃料の鑑定評価について見ていきます。
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サブリースとサブサブリース その1
不動産鑑定士で創価大学法学部の教員の松田佳久です。今回から3回にかけてサブリーツとサブサブリースについて見ていきたいと思います。サブサブリースとは転借人が転貸借を専門とするサブリース業者(つまりサブサブリース業者)であり、このサブサブリース業者がさまざまな問題を引き起こしています。
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借地権(底地)割合についての最新分析 その2
不動産鑑定士で創価大学法学部の教員の松田佳久です。前回は、借地権割合の前半について見てきましたが、今回は後半について見ていきたいと思います。
今回は続きとして、借地権(底地)割合に影響を与える借地権の態様につき、その態様の違いがどのように影響を与えるかを示したいと思います。
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借地権(底地)割合についての最新分析 その1
不動産鑑定士で創価大学法学部の教員の松田佳久です。今回は、借地権割合について見ていきたいと思います。
不動産鑑定評価基準では、借地権付建物の鑑定評価額を算出するにあたっては、「積算価格、比準価格及び収益価格を関連づけて決定」するものとされています。しかし、令和6年の最新の裁判例を含む借地権割合について判断をしている裁判例を見てみますと更地価額等に借地権割合(底地については底地割合)を乗じて算出する手法も取り入れて、借地権価額(あるいは底地価額)を決定しているものが多いです。400以上の裁判例がありましたが、それらをすべて見てみましたら、借地権(底地)割合について以下のことがわかりました。
なお、5月のコラムでは、この続きとして、借地権(底地)割合に影響を与える借地権の態様につき、その態様の違いがどのように影響を与えるかを示したいと思います。
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場所的利益について
不動産鑑定士で創価大学法学部の教員の松田佳久です。今回は、借地借家法で規定されている建物買取請求権が行使された時の建物評価に関連する場所的利益について見ていきます。 続きを読む
未登記建物に対する対応
不動産鑑定士で創価大学法学部の教員の松田佳久です。今回は、抵当権等の担保土地に未登記建物が存する場合、担保権者である銀行はどのような対応を取るかについて見ていきたいと思います。 続きを読む
法定地上権と配当について
不動産鑑定士で創価大学法学部の教員の松田です。今回は、法定地上権とそれが生ずる場合の抵当権者への配当について見ていきたいと思います。 続きを読む
抵当権の効力の及ぶ目的物の範囲について
不動産鑑定士で創価大学法学部の教員の松田です。今回は、抵当権の効力の及ぶ目的物の範囲とその基準について見ていきたいと思います。 続きを読む
相隣関係に関する民法改正について(令和5年改正民法その2)
不動産鑑定士で創価大学法学部の教員の松田です。今回は、令和5年で改正がなされた相隣関係について見ていきます。すでにこの4月1日に施行されています。 続きを読む